零戦特集

8月16日に、河口湖自動車博物館の零戦を見に行って来ました。



零戦21型。

数年前から、毎年8月に特別展示される零戦の存在を知っていたのですが、
今年、やっとそれを見に行って来ました。

21型です。再生された栄エンジンが載っています。
機体の残骸を回収、そして「修復」と言うのか「再生」の方が良いのか。
ともかく、凄い時間と手間と資金を掛けていることでしょう。
個人でやるなんて、素晴らしいです。

 翼端の折りたたみ機構です。  カウルに収まった栄エンジン。  再生され、始動可能な栄12型エンジン。



 コンロッドとクランクシャフト。  タイヤ、ホイール、エンジンがバラシて展示してあります。  クランクケース。フゥ〜ン、こうなってるんだ・・・

昔々、小中学生の頃。
零戦のなどの星型エンジンって、
コンロッドやクランクシャフトってどうなっているんだろう?
と思っていました。
それが判ったのは、その数年後の自動車雑誌に掲載された栄エンジンの特集記事でした。
それからウン十年後、実際に中身が見れたのには感激でした。

それにしても、エンジンの主要パーツまで作り出してしまうとは。
殆どワンオフのパーツばかりなんでしょうね。
流用パーツなんて無いでしょうから・・・・
ヤッパリ凄いや。


 レストア中の52型のコックピット。  52型のペダル廻りのアップです。  52型、主翼とコックピット部分です。
レストア途中の中島52型、1493号機。

操縦装置や機銃の取り付け方など、ジックリ観察できました。
観た感想は、「華奢だなぁ〜・・・」です。
一体、どの位の期間で一機仕上がるんでしょうか?
気の遠くなる様な作業が続くのでしょうね。


中島21型の残骸です。
コックピットと言わず、主翼などに無数の被弾した後が・・・。
この機もレストアされるのでしょうか。






 展示場には一式陸攻の胴体後部が。  一式陸攻の三菱「火星」一一型エンジン。  

一式陸攻の胴体後部が展示してありました。
エンジンもボロボロの状態のままで・・・
機体の大きさに圧倒されますね。


残骸のパーツが売りに出てました。



その他の展示品です。

その他にも、多数のエンジンや機体があり。
飛行機好きな私には堪らない場所ですね。

それにしても、平和な時代に生まれて来て良かったです。

05・9/11up。

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(ピッツが・・・アレェ?レットバロンの上野は何処へ?)



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